アートによる東北復興支援活動

2011年以降、いろいろなご縁があり、深く東北と関わらさせていただきました。

釜石では、第二の故郷と言える家族が出来、物産品のパッケージや、保育園の子供達とお絵描きしたり、これからの東北を支えていくであろう学生の方々と一緒に語り合うことができました。この経験は、アーティストとしての表現や、心について深く深く考えるきっかけになりました。「アートに溢れる新しい街づくり」。震災を経て、より豊かになった暮らし・・。そんな想いを馳せながら日々筆を走らせています。

2016年4月。熊本地震により、多くの方が大変な生活を余儀なくされています。鹿児島出身である私にも、親戚や知人が多くいます。現地で今もなお活動してくださっている仲間たちを応援しながら、「くまモン似顔絵動画」を作ってイラストで応援したり、寄付金の看板デザインを制作しました。それでも、まだまだ、復興には程遠いです。

2016年秋、岩手国体と同時期に始まる「いわてアートプロジェクト」に参加します。岩手から、熊本へ伝えられることが必ずあります。それをしっかり見据えて、絵を描いて伝えていきたいと思います。

長友心平